ニュース - 【REMIX Tokyo】IE7.0登場後のWeb修正は避けられない:ITpro

セキュリティ関連では,「保護モード」という新機能にも精通しておく必要がある。保護モードには「整合性レベル」という仕組みがある。これは高・中・低の三つのレベルに分けて,プログラムが操作できるシステム領域を限定するというものだ。Windows VistaIE 7.0を利用する場合は,IEは標準では一番低い整合性レベルで動作する。これにより悪意のあるプログラムが勝手にインストールされてしまうといったことを防ぐ。

 一方で,社内向けの安全なActiveXコントロールなどがうまく動作しなくなる可能性がある。その場合,開発者は適切なAPIを使って,IEの権限を一時的に昇格するようにプログラムを修正しなければならない。