http://www.arclamp.jp/blog/archives/requirement-2_0.html

要求2.0開発とはなにか では、こうした変化が起きてきたときに要求はどうなるのでしょうか?僕が考えるのは次の3つです。

 要求はビジネスとテクノロジーの対話によって構築されていきます。常に変化し、適応を繰り返しながら定義されていきます。

  • その要求はビジョンである

 このような小さくて多様な要求が多発すると、それらをまとめるためのグラウンドルールが必要になるはずです。システム全体としてサスティナビリティ(持続可能性)を保持するためには、個々の柔軟性を確保する必要性があります。そのためには固定化したゴールを設定するのではなく、ビジョンとして方向性を示すことが重要なのです。

  • その要求はイノベーティブである

 小さな要求に小さく答えることが可能になると、"とりあえず、やってみる"ことが可能になります。こうしたトライ・エラーによってより挑戦的にシステムを構築することができるようになります。システムは問題を解決するためだけでなく、価値を創造するために開発されるべきです。