zsh 4.3.5 リリース

約10ヶ月ぶりのzshの開発版のリリースです。

  • 新しい拡張glob (#cN,M) 正規表現の{N,M}の似た振る舞いをする。
  • zsh/datetime モジュールのエンハンス
  • zsh/curses モジュールの追加
  • モジュールシステムのエンハンス

補完の追加やバグフィックスもされています。

Major changes between versions 4.3.4 and 4.3.5
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- The new extended globbing flag (#cN,M) behaves similarly to the extended
  regular expression syntax {N,M}.

- The zsh/datetime module has been enhanced and a calendar function
  system has been added along the lines of (but much enhanced from)
  the traditional Unix "calendar" utility.  This is still under
  development.  See the zshcalsys manual.  (The calendar functions
  were in 4.3.4 but were not listed in this file.  There have been
  significant enhancements since 4.3.4.)

- A new module zsh/curses provides a builtin zcurses for access to
  to the curses screen manipulation package.  See the entry for zsh/curses
  in the zshmodules manual.

- The module system has been enhanced to support the notion of "features"
  that give more control over which builtins, parameters, conditions
  and math functions are loaded from a module.  In particular,
  "zmodload -F zsh/stat b:zstat" makes the builtin previously called
  "stat" available as "zstat" (only) to avoid clashes with a system
  command named "stat".

VMware Fusion 1.1.1 Build 72241

1.1.1が公開されていました。メンテナンスリリースでいくつか問題が解決されています。
アップデートしてゲストOSを起動してみましたが、特に問題なく動作しています。

  • キーボードショートカットをゲストOSとホストOSで透過的にリマップする。例) コマンド+XとCtrl+X
  • テンキーのEnterをAltGrとして扱う。Numlockはこの機能を無効にしない。
  • 無線ネットワーク環境で発生するホストOSとゲストOSの問題を修正。
  • FileVaultフォルダの仮想マシンサスペンドしてシステムが無反応になる問題を修正。この問題はLeopardで再発生したため、このリリースで修正した。
  • ゲストOSからKodak AiO 5100 へのプリントジョブの送信を行えるようにした。
  • Boot Camp仮想マシンから起動する際に、パスワードプロンプトがフォーカスされるようになり、マウスを動かす必要がなくなった。
  • 起動時にアプリケーションがハングする問題(回避するにはプロパティリストを削除する必要がある)を修正。
    • A problem causing the application to hang at launch, and for which the workaround was to delete the plist, has been fixed in this release.
  • 10.5.0と10.5.1の環境でカーネルパニックになる問題を修正。
    • In some instances users with Mac OS X 10.5.0 and 10.5.1 could get a soreceive corrupted . . . kernel panic. Version 1.1.1 fixes this problem.
  • 10.5環境で、Ethernetアダプタをプロミスキャスモードにしようとするとエラーメッセージが出力される問題の修正。
  • SES iWOWプラグインを使用することによるサウンド問題を解決。
  • 10.5環境での内蔵マイクの問題を修正。
  • CAPS LOCKのLED同期問題を修正。
    • Version 1.1.1 corrects a caps lock LED synchronization problem that could lead to a kernel panic in vmioplug.
  • Ubuntsu 7.10 環境でのVMware Toolsインストール後のマウス動作の問題を修正。
  • 共有フォルダ(HGFS share)から特定の領域にアクセスした際にハングする問題を修正。
  • Digidesign CoreAudioプラグインを使用することで、Dockでアイコンが跳ねつづけたり、アクティビティモニタで無応答と判定される問題を修正。
  • 仮想マシンでハードウェアブレークポイントを認識できず実行を停止できないことがある問題を修正。

VMware Fusion Release Notes

反転するイメージ

なるほどと思ったので引用します。

四世紀の司教聖マルタンは、裸のキリストに自分の法衣(カペラ)を半分切って与えたことから崇拝され、礼拝堂のことをカペラ(シャペル=仏、チャペル=英)と呼ぶようになった。礼拝堂で歌う伴奏のない歌がアカペラである。

ポルトガルでは、この法衣のことをカッパ(caha)と呼んでいた。それが日本に伝わり、南蛮ブームが起きた十六世紀半ば、大名がポルトガル人の外套をまねて作ったのが<合羽>である。幕末にフランス陸軍用語のマントも登場して合羽は雨具に限定されるようになった。

こうして合羽は、流れ流れて、聖から俗にイメージが反転してしまった。

眼の冒険 デザインの道具箱

眼の冒険 デザインの道具箱

Launchy 2.0 リリース

久々のアップデート。職場のWindowsでは重宝しています。やっぱり見た目がいいですね。

2007/12/21 追記
フォーラムでも指摘されていますが、現状、ドライブのショートカットが検索対象として認識されません。

SourceForge.net: 2.0 Released

・Qtを使ってLaunchyを完全に書き換えた。
古いプラグインやスキンは動作しない。
古い設定は消える。
・インタフェースが新しくなった。
・スキンのサポートレベルが向上した。
・オプション画面がシングルタブダイアログになった。
・スキン選択はプレビューが表示されるようになった。
プラグインのカスタマイズ性が向上した。
・フォーカスが外れた際にLaunchyを表示させないようにする設定を可能にした。
・Launchyの表示のフェイドイン・フェイドアウトのエフェクトを追加した。
・透明度をカスタマイズ可能にした。
・ディレクトリのスキャン深度の設定をできるようにした。
Firefoxのブックマークに対してUnicodeをサポートした。
Vistaをサポートした。

Launchy: The Open Source Keystroke Launcher for Windows

Redmine 0.6.2 リリース

Rails 2.0を使っている方は更新した方がいいかもしれないですね。

RubyForge: Redmine: リリースノート

・検索: 問題カスタムフィールドを検索可能に
・ニュースのコメントでtextile記法を可能に
・日本語の翻訳、中国語の翻訳をアップデート
Rails 2.0 互換性障害修正
バグフィックス6つ


このバージョンとは関係ないですが、PDF出力で文字化けすることがあります。文字コードの変換が誤っている気はするのですが原因はつかめていませんのでできれば調べたいと思います。